増えつつあるスーパー「正月休み」 数億円の損失も「従業員満足度アップに」 街の声は



増えつつあるスーパー「正月休み」 数億円の損失も「従業員満足度アップに」 街の声は

■働き方改革でスーパーの「正月休み」が増加
私たちの生活の要のスーパー。
来年の正月三が日が休業になる店が増えているという。

関東や近畿を中心に展開するスーパー「ライフ」。
ライフでは、2020年から働き方改革やコロナの影響で元日と2日の営業を休んでいたというが、2022年はほぼ全店にあたる約280店でその休みを元日・2日・3日の3日間に拡大したという。

ライフコーポレーション 秘書・広報部 小川啓課長:
当然売り上げは数億円程度の利益がなくなる計算にはなりますけども、それ以上に従業員に対して気持ちのリフレッシュだとか体を休めてもらうことの方が、従業員満足度が高まって全体で見てプラスになるのかなと思います。

他にも「サミット」が三が日を休むなど、増えつつあるスーパーの正月休み。

■「困る」「納得」街の声は様々
一方、オミクロン株の市中感染が各地で確認され巣ごもり生活になるかもしれないことを受け、街の人からは納得の声や「困る」などさまざまな声が上がっている。

50代女性:
オミクロンの話が出る前は実家に帰ろうかなと思ったんですが、もう帰らないでそのままおとなしく寝正月します。
なかなかお休みは販売の方とか取れないじゃないですか。私は(三が日休み)いいと思います。年末に買っちゃってそれで済ませます。冷蔵庫入るくらいかな。

30代女性:
(スーパーは)開いてた方がいいよね、困ります。

20代女性:
今年は買いだめをします。必要な分だけ買って、家にこもります。

40代女性:
私たち的には開けてほしいけど、働く人たちのことを考えたら、働き方改革みたいなのを..